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ひがし鍼灸整骨院 ひがし鍼灸整骨院外観

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院長日誌 2016年5月

坐骨神経痛の治療例(よくなるまでの過程)

当院で、施術を行った坐骨神経痛の治療過程をお伝えします。

患者さんについて
70代 女性
趣味 書道(講師)、絵画、詩吟
3か月前から、左のお尻からふくらはぎの外側にかけて痛みとしびれがある(花火のような痛み)。整形外科に通院するも、症状がいっこうによくならず知り合いの紹介により来院。痛みが強いため、痛み止めを服用

治療回数と治療期間
治療回数 6回(4月23、27日  5月2、6、11、18日)
治療期間 4月23日~5月18日の約25日間

治療経過
1回目の治療
初めに、20分ほどの時間をかけて詳しくお話を伺い、その後、検査を行い治療法を決定しました。治療法は、鍼(はり)治療を選択しましたが、鍼が初めてということで少し不安なご様子でしたので、使用する針を見せながらどういう治療を行うのかの説明を行いました。その上で、針治療を受けてみるとのことでしたので、針治療を開始しました。針は治療を、刺した針に電気を流すパルス針です。腰、尻、、ふくだはぎに針を刺しました(計12本)。針の後には、手技(筋膜リリースが中心)を行いました。施術中は終始、横寝の状態。施術後の状態は、痛みやしびれともに変わらず。

2回目の治療(前回から4日後)
昨晩は、痛みが軽くなり薬を飲まなかったとのことです。痛みの場所は、尻の奥、ふくらはぎ。針を刺した箇所は、腰、お尻、ふくらはぎ(計10本)お尻の筋肉の硬さがありましたので、ほぐす施術を行いました。ふくらはぎの筋膜リリースも1回目と同様に行いました。その後、皮内鍼をふくらはぎの外側の筋肉に沿って貼りました。

3回目の治療(前回から6日後)
左のお尻から、ふくらはぎが痛むとのことでした。太ももの痛みはありません。2回目のときに比べると少し痛みが強くなったようでした。歩行についての検討を行いました。この方の場合、歩き方が若干がに股でしたのでそれを修正するために、足の親指を使って歩くようにアドバシスしました。その他に、外反母趾がありましたので、足底の矯正手技を針施術後に行いました。それに加えて、矯正テーピングを行いました。針施術自体は、前回と同じ内容です。

4回目の治療(前回から5日後)
症状は、かなり改善されました。次回の来院時に、状態が安定していれば通院日を伸ばしてもいいかもしれません。施術内容は、前回と同じです。

5回目の治療(前回から6日後)
おしりの痛み、ふくらはぎの痛みがあるとのことでした。患者様によると、花火が線香花火になったような感じということでした。痛み自体は、落ち着いてきています。施術内容自体は、前回と同じでテーピングを、すぐに付け外しできるように利便性の面から外反母趾サポーターに切り替えていただきました。皮内鍼をふくらはぎの外側に行いました。

6回目の治療(前回から8日後)
痛みはほとんどなく、花火が散るような痛みもないとのことです。おしりの違和感が少しあるとのことでしたが、それも歩行の癖を矯正していけば徐々にとれてくることでしょう。今回は、腰の筋力が衰えている気がするとのことでしたので、簡単な筋トレ法をアドバイスしました。施術内容は、前回と同じです。次回は、痛みがぶり返さない限りは、3週間後に来ていただく予定です。次回は、症状が安定していれば、針を使用することなく手技(筋膜リリース、マッサージ)を行う予定です。

今回の患者さんは、しっかり日数をつめてお越しいただいたこともあり、かなり順調な治療経過でした。当院では、5回の治療までなんとか結果を出すことを目標にしております。すべての方が5回までに治るわけではありませんが、だいたいの患者さんは5回までに良い結果が出ているのではないかと思います。

患者さんのご感想
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坐骨神経痛を痛めて3ヶ月後に針治療を受けました。
整形外科で治療を受けてもなかなか治らず「針が良い」
との話を聞き、少々不安もありましたが、治療を受ける
ことにしました。今日で6回目、お尻の奥をえぐるような
痛み、花火が飛び散るような痛みが次第にとれ、加えて
身体のあちこちの筋力のゆるみまで感じるようになりました。
弱ったところを少しずつメンテナンスし、健康に心がけたいと
思います。

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Thank you!

腰痛の施術例(スポーツを頑張る高校生の編)とデスクワーク腰痛の解消法

こんにちは、ひがし鍼灸整骨院です。

今日は、スポーツを頑張る高校生の腰痛に対する施術をお伝えします。

スポーツ種目:ライフル射撃
性別:男
症状:疲れがたまると腰痛がでて、座っていても痛くなるとのこと

スポーツ種目がライフル射撃ということで、それほど激しい動きをするわけではありませんが、ライフルを構えるときに同じ姿勢が続くことが多いので同じ場所に力が加わり疲労がたまり腰痛が出ているようです。あと、ライフルの構えが、腰を左に突き出したような姿勢になるそうなので、それも腰痛の原因かもしれません。実際に、左側の腰のは右側よりも緊張して硬い状態にありました。2月から治療を始めて、現在までの施術回数は6回です。

2~3月までの施術で、徐々に痛みの強さが治まり、その後は大会で忙しくなったのと震災の影響で、直近の治療は5月中旬となりました。直近の施術前の訴えとしては、震災時に練習ができなくなり調子が落ちたので2週間ぶりの練習をかなり頑張っていたら、また痛くなったとのことでした。5月下旬の大会までになんとかしたいとのことで、再び治療を始めて現在に至ります。

施術内容は、まず腰への針施術を行いました。6本を使ったパルス鍼(電気鍼)です。
背骨の両側の脊柱起立筋という筋肉の硬くなったところに、鍼を並べて刺しそこに電気をながします。
足にはマッサージクリームを使って筋肉の疲労を取るように割と弱刺激での施術を行いました。

大会までにもう一度、来てもらう予定です。


腸腰筋と腰痛&デスクワーク腰痛の予防法

そして、この選手には、一つストレッチのアドバイスをしています。
それは、腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)という股関節の前方部分のストレッチです。
椅子に座っていると腰が痛くなるとのことでしたので、腸腰筋をストレッチすると腰痛が軽くなったりもします。
それは、この筋肉が座ることで短縮(短く縮んだ状態)するために起こる腰痛かもしれないからです。
筋肉は、縮んだ状態が続くと短縮痛という痛みを起こす事があり、この場合はそれが腰痛に繋がっている可能性があります。
もちろんこれがすべての原因ではないかもしれませんが、原因の一つではあります。

大腰筋(黄色い筋肉)↓
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腸骨筋(黄色い筋肉)↓
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特に、デスクワークの方で、腰痛がある方などはこの筋肉をストレッチすることで腰痛が軽くなるかもしれません。また、この筋肉が緊張することにより骨盤内を通る大きな血管を圧迫して足の血行不良により冷え性やしびれにつながる可能性もありますので、普段からこのストレッチを取り入れていただくと体の調子もよくなると思います。

ストレッチの方法↓
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アキレス腱伸ばしと間違えないようにしてください。膝をつけて、伸ばすところは股関節の前側です。(この写真では、右の股関節の前側をストレッチしています)
この姿勢がきつい方は、椅子を横においてそれに掴まったり、膝を少し伸ばすようにしてください。ただし、膝を完全に伸ばすとアキレス腱伸ばしになるので気をつけてください。
1回のストレッチを20秒程度にして、伸ばす前に息を吸って、伸ばすときに吐くようにするとさらに効果的です。

ぜひ、お試し下さい(^O^)

手でさすれば痛みが治まる

今日は、手で痛いところを触ると痛みがなぜ治まるのかについてお伝えします。
お腹などが痛いときに、無意識のうちにお腹をさすったりすることがあります。
または、お母さんが、子どもがお腹が痛い時などもさすってあげたりしますよね。
そして、さすっていると実際に痛みが軽くなったりもします。

なぜ痛みが軽減するのかというと、さするという行為がからだの中の疼痛回避システムを活発化しているからです。
これは、ゲートコントロール説で説明されている理論で、さすることにより脊髄の痛みを抑えるシステムを活発化しているという理論です。
ゲートコントロール説は、1965年にカナダの医学者メルザックとウォールが提唱した理論です。

どういうシステムかといいますと。
脊髄の中には痛みの門番であるSG細胞と、痛みの情報を脳に伝えるT細胞というものがあります。
痛みが出て痛みを伝える神経が興奮するとSG細胞という門番の力が抑えられて、門(ゲート)が開き、T細胞により痛みの情報が脳に伝えられます。

しかし、さすることにより触覚を伝える神経を興奮させれば、門番であるSG細胞の力が強まるため痛みのゲートが閉じられます。
ちなみに、痛みを伝える神経と触覚を伝える神経は、太さが違ったりなどそれぞれ別の神経となっています。

痛みのゲートが閉じられると、T細胞は痛みの情報を脳へ伝えることができないため痛みがやわらぐのです。
まさしく、さすることでゲートをコントロールしているわけです。

日常でなんとなく行っていることにもちゃんと意味があるようですね。
鍼灸やマッサージ、整体などの伝統医療や代替医療と呼ばれるものもこのような現象を応用して発達してきたのかもしれませんね。

鍼灸で自律神経の調整とか全身調整するとか、どういうこと?

外部の環境が著しく変化すると人のカラダを健康に保つための機能(ホメオスタシスといいます)が低下していしまいます。

そして、このホメオスタシスを司るのが自律神経ということになります。

自律神経については、用語集で解説していますので、そちらをご覧下さい。

さて、鍼治療は自律神経の治療については得意分野なのですが、なぜ得意なのかについてお話いたします。

ちなみに、自律神経が正常に働かなくなりおこる体の不調のことを「自律神経失調症」とか「不定愁訴(ふていしゅうそ)」などと言うこともあります。

不定愁訴は、病院で検査(数値やMRI、レントゲンなどの検査)しても原因がよくわからない症状です。

高血圧、頭痛、肩こり、腰痛、胃痛、吐き気、めまいなど、その症状はさまざまです。

西洋医学が局所の治療(例えば、ポリープを切除するなど)が得意です。

その為、検査の時にMRIなどの画像検査で原因があればそれに対処ができますが、その原因が目に見えない場合は、対処しにくいのかもしれません。

それに対して、東洋医学は体全体の治療をすることに長けています。

自律神経失調症(=不定愁訴)などは、カラダ中に張り巡らされた交感神経と副交感神経のアンバランスによりおこる症状です。

しかし、西洋医学で原因がはっきりわかっているものに関しては、鍼灸やその他の代替医療と呼ばれるものではなく、まずは西洋医学の病院で治療する方がいいです。

もしくは、補助的に鍼灸の治療を受けるほうがいいでしょう。



自律神経と鍼灸の理論

体性-自律神経反射



体性自律神経反射(全身性・分節性).jpgのサムネイル画像


体性自律神経の全身性の反射

皮膚や筋肉に鍼を刺すことにより、神経に刺激をあたえることができます。その刺激は、脊髄を伝わり脳にその情報が伝達されます。

特に、脳の視床下部といわれるところは、自律神経の中枢(自律神経の元締めのようなもの)です。

針の刺激により、視床下部にて自律神経が調整される仕組みです。これは、体性-自律神経反射などと呼ばれたりします。この理論を応用した治療法として四肢(両手足)に鍼を刺すものがあります。

それは、四肢への刺激が体性-自律神経反射を作動させるのに有効だからです。
例えば、胃の調子が悪いときに足三里という経穴(つぼ)に鍼を刺したりします。

この経穴は膝の下にありますが、ここに鍼を刺すことで胃の調子がよくなる理由の一つとしてこの体性-自律神経反射が絡んでいます。


足三里に鍼を刺す→脊髄→視床下部自律神経(副交感神経)→胃の働きが活発になる

※胃の運動(内蔵のほとんどの筋肉)は、副交感神経により活発になります。運動器(関節を動かす筋肉など)は、交感神経により緊張します。


体性自律神経の分節性の反射

全身性の反射が主に、手足の刺激であるのに対して、分節性の反射もあります。

こちらは、体幹部(胴体)の部分に刺激を与えるとそのレベルの臓器の働きを調整することができるというものです。

例えば、胃の調子が悪い人にその胃と同じレベル(分節)にある体表にお灸や鍼をすると胃の調子を整えることができます。

その他の臓器にもこのように分節ごとの反応があります。



ひがし鍼灸整骨院では、以上のことから手足に鍼をしたり、背中にお灸をしたりすることは体の状態を良くするためにとても有効なことだと思います。

お越しの方には全身調整という形で手足の鍼や背中、腰への灸をおこなうようにしています。
※ただし、急性症状の場合は全身的な状態以前に体の痛みを取ることが優先されるので、全身調整を行わない場合もあります。




痛みと鍼と自律神経

自律神経が不調になる原因として、体の痛みによるストレスがあります。

例えば、夜間に頭痛などあれば、体はストレスをかかえてしまいます。

自律神経もバランスを崩し(主に交感神経が活発になる)、血行不良、筋肉の緊張等によりさらに痛みを悪化させ、悪循環に陥ってしまします。

体の痛みを取ることも体の調子を良くしていくには、とても重要なことです。

そのため、体の痛みを和らげる施術も必要だと思われます。

鍼の痛み治療のメカニズムについては、こちらをご覧ください。
軸索反射について↓
https://www.higashiseikotu.com/blog/entry/post-10/

痛いところの血行をよくして、痛みの物質を排除することにより痛みをとります。

痛みが取れると、痛いという体へのストレスも取り除かれます。

ストレスの中心が痛みにあるのならば、痛みを和らげることで、自律神経もバランスを取り戻すことでしょう。

痛みを取る場合は、痛いところに鍼を刺したり、もみほぐしなどを行います。


自律神経の治療で重要なのは、治療でストレスを感じないことだと思います。

その為、鍼や灸が苦手な方は無理に鍼灸を受ける必要はないですし、それぞれの方にあった気持ちの良い施術を受けるのがベストだと思います。

治療を受けられ際は、しっかりと説明を受けて治療に納得してストレスを感じない治療を受けるようにしてください。

もう一つ重要なこととして、生活習慣を見直すこともあります。

自律神経がアンバランスになる要因として、痛み以外の様々なストレスがあります。

例えば寝不足や運動不足、偏食なども原因になります。

鍼灸治療などは外部から薬などを投与するわけではなく、あくまで体の内側から治療していくので生活習慣を正すことも大切かと思われます。

そのため、当院では施術のみではなく、生活習慣のアドバイスもいたします。




東洋医学の鍼灸理論

以上は、現代科学における鍼の自律神経に対するメカニズムになります。

しかし、科学において鍼や灸の体への効果のメカニズムは、分からないことが多いようです。

そこで、鍼灸治療を生み出した東洋医学に目を向けることにいたします。

当院でも、全身の治療を行う際は、東洋医学の理論に基づいて使うつぼなどを決定しています。

東洋医学の治療理論を説明するにあたって、避けては通れないものは陰陽五行論や経絡、気・血・水の考え方です。

特に、陰陽五行論や気という話をすると呪術的、宗教的なような、少し現実離れな感じがして受け入れがたいものがあるかもしれません。

陰陽五行論などは占いなどでも出てきますので、特に占い師にような誤解をうけるかもしれませんが、占いをしたりおまじないをして治療をするわけではありません。

鍼灸の東洋医学は古代中国の古典がもとになっています。

現代でもわかりずらい自律神経の反応を古代中国の名医たちが長年の経験と観察によって得た情報をもとに、その当時の思想(陰陽五行や気血水、経絡など)にあてはめて、経験則を理論的に体系化したのだと思います。

気の存在は賛否両論あり、その存在もよくわかりません。

しかし、情報を整理、体系化するのにその当時の思想をもとに、気という概念を想定するのはなんら不思議なことではないと思います。


陰陽五行論

万物すべてのものは、木火土金水に分けられ、それぞれに陰と陽があります。

それは、人間の体も例外ではなく人間の体の中も木火土金水に分けられ、それぞれに陰と陽があります。




木火土金水.png


陰と陽のイメージでよく見かけるのは太極図ですね。

太極図.jpg これは、陰と陽を現しています。

全ては、陰と陽のバランスの上に成り立っているということです。

そして、以上の陰陽のバランスや五行のバランスが人間の体の中で崩れると体が不調になるというのが、東洋医学の考え方です。

繰り返しますが、占いやおまじないではありません。

体に起こる経験をその当時の思想に当てはめて解釈した結果が東洋医学における陰陽五行論です。

占星術もその当時の中国の思想が原点なので、陰陽五行論で共通した概念が出てくるだけです。

話を戻して、陰と陽、または五行のバランスが崩れたらそれを整えることで体は健康を取り戻します。

陰と陽、五行のバランスが整うように施術を行えばいいわけです。


東洋医学の検査

そこで、どのようにバランスを崩しているかを知らなければなりません。

そのために、脈や腹部の状態、皮膚の状態、顔色、実際の症状を診ていきます。

それらから、どのようなバランスの崩し方をしているかを判断します。

その判断に応じて、それが整うようにつぼに鍼をしたりお灸をしたりします。

診断法や治療法は、流派やお国柄によってさまざまありますが、当院では脈や腹の状態、皮膚の状態を特に重要視して判断していますので、必ずこれらの検査を行います。

それらの検査結果に応じてどこのつぼを使えばいいというのが決められていますので、あとはそのつぼに施術を行うだけです。

つぼには名前まで付けられていて、場所も示されています。



以上が東洋医学の理論です。


当院では、患者様の自律神経を調整することで、自己治癒力を高めてお体の不調を根本的に解決することを目指します。



痛みと天気

こんにちは、最近は天気が悪い日が多いですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ、梅雨の季節も近づいておますので、今日は痛みと梅雨の関係についてお伝えします。

天気が悪い日、もしくは天気が悪くなる前日になると、頭痛や関節痛、古傷の痛むなどの症状がひどくなる方がいらっしゃいます。
その原因として、気圧の変化があります。
天気が悪くなると、気圧が低下します。
この気圧の低下が、自律神経に影響を与えることになります。

実際には、下のような感じで痛みが発生します。

天気が悪くなる→気圧が低下する→内耳のセンサーが感知→視床下部に伝わる→交感神経の活動が亢進する→神経末端からノルアドレナリン(NA)が放出→痛みを感じる神経などを刺激→痛く感じる

内耳とは耳の奥にある器官で、蝸牛(かぎゅう)、前庭(ぜんてい)、三半規管(さんはんきかん)からなります。それぞれに役割がありますが、気圧の変化を感知するのは前庭になります。
視床下部は、脳の真ん中あたりにある間脳のうちの視床の下のにあります。(視床の下部→視床下部
視床下部の役割として、食欲、性欲、体温と血圧の調整、自律神経機能の中枢としての働きです。

自律神経とは、交感神経と副交感神経からなり、交感神経が亢進すると人間の体も活動的になります。ノルアドレナリンは、血管を収縮させたり、マクロファージや肥満細胞などのを刺激し、ヒスタミンやTNFαなどの物質を放出し痛みを感じる神経を刺激します。通常は、これにより痛みを感じることはありませんが、神経損傷や炎症が存在すると新たに交感神経に反応してしまう刺激を受ける器官が生じるためにその部分が痛くなります。

これを防ぐには、交感神経の活動を抑えるのも一つの手段になります。
例えば、半身浴があります。半身浴は、交感神経を鎮める効果があります。これは、ほどよい温感によるリラックス効果により副交感神経が優位になるためです。
交感神経と副交感神経は互いに、シーソーのような関係で、片方が強くなれば片方は弱くなります。

また、なぜ半身なのかというとそれは、下半身は上半身と比べて心臓から遠いため血液が流れにくいためです。
それを、下半身を中心に温めることで体全身に血液がバランスよくめぐります。
東洋医学にも「頭寒足熱」という言葉があり、上半身と下半身の温度のバランスを保つことは体に良いこととされています。
だから、半身浴をする際は、くれぐれも頭を浴槽に浸けないようにしてください・・・(笑)
また、温度にも注意してください。熱すぎると、逆に交感神経が強くなります。40度以下のほどよいお湯に浸かるようにしてください。

そのほかの方法として、針灸を行う方法があります。
ひがし鍼灸整骨院でも、微弱電流を併用した針治療で自律神経を整える施術を行っております。
鍼を手足に、1~2mmくらい刺して行う弱刺激の施術です。
これは、自律神経の反射を利用した施術法ですが、自分で指先を少し痛いくらいに抑えるなどの方法もあります。
爪もみとググっていただくと、出てきますよ。

あとは、軽い運動を行うなどの方法もあります。
このときは、激しい運動ではなく少し汗をかくくらいの心地よい運動を行ってください。普段、運動していない人は天気が良い日にウォーキングなどすると気分爽快でオススメですよ(´∀`)
ウォーキングについては、ぜひぜひこちらをご覧下さい↓
https://www.higashiseikotu.com/blog/entry/post-9/

それでは!


お尻やふくらはぎや太ももの外側の痛みに対する施術例

最近、ひがし鍼灸整骨院にご来院される方でいわゆる坐骨神経痛という症状の治療のためにお越しいただく方が多いです。
そこで、本日はひがし鍼灸整骨院ではどういう治療をしてどのように症状が軽くなっていくのかの一つの例についてお知らせします。

70代女性
3か月前から、左側のお尻からふくらはぎまで(主にふくらはぎの外側)の痛みを取るために来院
歩くのも辛く、薬を服用している
特に、長時間立っていたり、座っていたりすると痛みが強くなる

1日目(初日)
施術内容
横向きで寝ていただいて、腰、左側のお尻、ふくらはぎの外側に鍼を刺してそこに電気を流す施術を行いました(15分)

手技は、かなり弱刺激で行う。特に、ふくらはぎは、マッサージクリームを使い皮膚上を滑らせるように筋肉と皮膚の間の筋膜への施術を行いました(10分)

ウォーターベッドマッサージ(15分)
水の力で、軽めの刺激で全身の血行を改善する目的で行いました

皮内針を貼付
ふくろはぎに長さが0.01mm程度のかなり小さい針を貼付。継続的な皮膚への刺激によりふくらはぎへの鎮痛と血行改善のために貼りました。

施術中は、同一姿勢がつらいとのことでしたので、ベッドに横になって抱き枕を抱いていただく形でなるべく楽な姿勢で施術を行いました。それでも、10分を超えると少しつらいとのことでしたので、針施術は実質10分程度で行いました。施術直後は、痛みは変わらず。

2日目(初日から4日後)
1日目以降の施術後の感想
施術直後は、痛みは変わらなかったが、昨日の夜は服薬しなくても強い痛みがあまりなかった。しかし、お尻の奥が痛い感じがするのと、ふくらはぎの外側がしびれるとのことでした。

施術内容
鍼の施術は、初日と同じです。2日は、横向きで15分間の同じ姿勢でも痛みはなく15分間の電気針を行うことができました。

手技は、うつぶせになって頂いても大丈夫なようでしたので、うつ伏せでお尻からひざ下まで丁寧にマッサージを行いました。この時も、強く押したりせずに弱刺激を心がけました。

ウォーターベッドマッサージ

皮内針を貼付
1日目と同じ

3日目(2日目から7日後)
2日目以降の施術後の感想
左のお尻とふくらはぎの痛みがある。初日ほどではないが、ふくらはぎに関してはやはり痛いとのことでした。
特に、左の足に重心をかけるとつらくなるとのことでした。

施術内容
針施術は、1、2日と同じ内容で行いました。

手技は、足底の矯正を行いました。理由は、この患者様が左側が特に外反母趾の傾向が強いため、歩いたり、左の足に重心をかける際にふくらはぎの外側に力が加わりそれが原因で痛みを引き起こしていると判断したためです。施術中は、足の矯正しか行っていませんが、ふくらはぎのみではなくお尻にまでびんびんと刺激を感じるとのことでした。施術後しばらくは、ふくらはぎが暑いとおっしゃっていました。足裏の筋肉とふくらはぎの筋肉は同じつながっているものありますので、足裏の矯正によりふくらはぎの血流が促進されたのかもしれません。

ウォーターベッドマッサージ

今回は、足を矯正するテーピングとふくらはぎの外側へのテーピングを行いました。

4日目(3日目から4日後)
3日以降の施術後の感想
症状はかなり改善したとのことでした。日常生活には特に問題ないとのことでしたが、完璧に痛みを取りたいとのことで来院されました。

施術内容
4日目も、3日目と同じ施術を行いました。
次回は3日後に5回目の施術を行う予定です。5日目に、症状が安定していれば通院頻度を減らして、次回は1ヶ月後に来ていただく予定です。
この日は、院内を歩いていただき歩き方のアドバイスを行いました。アドバイス内容は、ガニ股で歩かないようにすることと外反母趾サポーターの装着です。
ガニ股と外反母趾で歩ことにより足の外側に力が加わり常に筋肉が緊張した状態なります。そのことにより、歩行の効率が悪なり、お尻や足の外側が痛くなったりもします。
歩き方については、このホームページの院長日誌の中の健康ネタにも掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

本日のブログに掲載したような症状でお悩みの方は、ぜひひがし鍼灸整骨院にご相談ください。

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