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ひがし鍼灸整骨院 ひがし鍼灸整骨院外観

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院長日誌 2016年8月

肩のトリガーポイントと針灸での五十肩への治療

本日は、当院が主に行っている五十肩への治療についてご紹介します。

まず、五十肩は40~60歳代の老化により肩関節の周囲の筋肉や靭帯、関節包(関節を覆う袋のようなもの)、滑液包(関節の動きを滑らかにする袋)が変化することによる痛みや動かす範囲が狭くなるなどの症状の総称です。炎症と痛みが強い急性期と関節が固まっていく慢性期にわかれます。
症状としては、夜間痛(寝ている時に痛む)、運動制限(動かしにくくなる)などの症状があります。
腱板断裂との見分ける必要もあり、腱板が断裂しているものは鍼灸のみでは完治が難しいです。当院では、断裂が疑われる場合は、まずは病院に行っていただいています。

当院の五十肩の治療においては、トリガーポイントに鍼を刺してそこに電気を通電する施術を行います。


トリガーポイントとは

トリガーポイントは、痛みのトリガー(引き金)となっているポイント(点)です。
トリガーポイントにが活発になることにより、肩のいろいろな部分に痛みがでてきます。これを関連痛といいます。
特に、肩関節は色々な方向へ動かすことができる自由度の高い関節なために、肩の動きに関わる筋肉を複雑多岐にのぼります。
そのため、トリガーポイントもさまざなところに発言します。

下の図は、×がトリガーポイントを表し、赤い点が関連痛の場所を表します。
これは、トリガーポイントの一部ですが、痛みがある場所や肩をどのように動かしたら痛みが強いかを検査で確認し施術を行います。

肩のトリガーポイント.png


五十肩への治療

肩の痛みに重要になるのが、回旋筋腱板(ローテーターカフ)といわれるもので棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋から構成されています。
その他、肩を動かす検査や痛む場所によって上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋、大胸筋などの筋肉にも施術を行います。

施術回数は、個人差もあり5~10回(期間は、3ヶ月~半年)を要するかと思われます。
通常、放っておいても痛み自体は半年~2年で痛みが取れることも多いです。しかし、肩の関節が残ったり、なにより治るまでに時間がかかってしまいつらい思いをしてしまいます。
鍼灸を行うことで、その期間を3ヶ月~半年などに短縮することも可能です。
※五十肩の場合は、痛めてから治療を始めるまでの期間でそのなおる期間が変わるようです。治療は、お早めにすることおすすめします。

鍼施術は、鍼を刺す瞬間のチクッとした痛みは刺鍼技術によりかなり抑えることができ、刺す瞬間はあまり痛みはありません。
しかし、鍼を奥に刺して行く際にズーンと重い感じがします。これは、トリガーポイント(筋肉の硬い部分)に当たった際などに起こる現象で、これにより鍼の効果を出すことができます。
鍼灸用語で得気(とっき)と言います。
得気が苦手な場合は、鍼を刺す速度を抑え、すこしズーンとくるくらいで鍼の深さを留めることもできます。

五十肩でお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

頭痛について~鍼灸の適応範囲~

頭痛にも様々な原因があります。その中で特に多いのが緊張型頭痛や偏頭痛などであり、これらの頭痛は鍼灸で治療することができます。
私の治療院でも、これらの頭痛については治療成績もよく1~3度の施術で痛みが取れてしまう場合も多いです。
しかし、鍼灸では治療できない頭痛もあり、これらの頭痛については緊急性を要するものですぐに病院に見てもらわないといけないものもあります。
以下にそういう頭痛の場合の主な症状を上げますので、これらの症状がある場合は速やかに病院に行く必要があります。

鍼灸が不適応の可能性がある頭痛の症状
1.意識障害または片麻痺(体の片側の半身に麻痺がある)
2.言語障害
3.頭痛が起きてから目が見えにくい、かすむ、痛いなどの眼症状があるもの
4.突発的な激しい頭痛、痛みが次第に悪化している
5.嘔吐が発生し、嘔吐後に頭痛が軽くなる場合

特に、突発的な激しい頭痛については後頭部をバットなどで殴られたような痛みなど表現されたりもしますが、実際はそこまでなくても危険な場合もあるそうです。
そこで、もう一言付け加えるとすれば、普段、頭痛がない人が仕事の会議、あるいは友達と遊んでいる時に頭痛で会議や遊ぶどころではないといった場合には、要注意です。
以上の場合には、脳出血、脳腫瘍、脳圧亢進症状などの危険な場合もありますので、鍼灸院や整体などではなくすぐに病院に行く必要があります。


鍼灸が適応の頭痛

緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)
頭にある筋肉や、首の筋肉が緊張し続けることによりおきる

【症状】
しめつけられるような痛み、頭が重い感じがする、肩こりを伴うことが多い、めまいや気持ちわるなどの症状がでる場合もある

【治療方法】
筋肉の緊張を緩めるために、筋肉が硬くなっている場所に鍼を打ったり、手技によって緊張を取り除くことを中心に行います。
当院では、鍼に電気を流すパルス鍼を10~15分行ってから、マッサージクリームを使い筋肉の繊維に沿って表皮を滑らせる施術を行うことが多いです。
鍼が苦手な方には、灸や微弱電流などの施術を鍼の代わりに行うこともできます。


偏頭痛(偏頭痛型血管収縮性頭痛)
頭を覆う骨の外側の血管が拡張することにより頭痛がおきる

【症状】
ずきずきする、片側におきる、疲労、ストレスでおきやすく、しっかり睡眠をとると楽になる、気持ち悪い、嘔吐、肩こりなどの症状を伴うことがある、目の周りがぎらぎらして視野が狭くなる

【治療方法】
自律神経の調整を行い、血管運動を安定させます。頭部、首、肩などの緊張している筋肉への鍼刺激などを行います。
当院では、自律神経を調整するために、微弱電流と鍼を併用した方法を行います。鍼を、筋肉の硬くなっているところに刺したりもしますが、自律神経の調整のために膝下、肘下のツボに鍼を刺すこともあります。



以上、今日は頭痛について書きました。頭痛は、自律神経との関係が大きい症状の一つです。交感神経が過敏になると、筋肉の緊張で頭痛が起こり、副交感神経が過敏になると血管が拡張して頭痛がおこります。その他、気圧との関係などもあります。

頭痛が取れなくて困っている方や、頭痛薬に頼りたくない方は鍼灸などの方法を試してみるのもいいかもしれません。

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