• 症例集
  • 症状別施術法
  • お客様の声
  • 用語集
  • よくある質問
ひがし鍼灸整骨院 ひがし鍼灸整骨院外観

〒860-0811
熊本県熊本市中央区本荘6丁目16-41ビルコム本荘観音橋1F

096-288-1894 ご相談・ご質問など お問い合わせはこちら
ひがし鍼灸整骨院の口コミ・感想をもっと見る

HOME > 院長日誌 > 健康ネタ > 鎮痛薬の代わりに鍼はいかがですか?

院長日誌

< なぜ、「いらいら」すると老けやすいのか?  |  一覧へ戻る  |  予防鍼灸と体のケア >

鎮痛薬の代わりに鍼はいかがですか?

鍼を受ける女性

鍼による鎮痛作用が、数々の研究で報告されています。

鍼が高い鎮痛効果を発揮できる理由やメカニズムは、いくつかあります。

その中の一つとして血行促進をする作用があります。

痛みやしびれの中には、血液の循環不全(血行が悪い状態)が原因であることもあるようです。

そのため、この血液の循環不全が原因の痛みには、鍼で血行を促進作用すると良いかもしれません。

これは、軸索反射と言いますが、鍼を刺すと血管が広がって血流が良くなるようです。

見た目でも鍼を打った周辺は、一時的に赤くなることが確認できることもあります。(フレアといいます。)

もともと、冷えている人は血行が良くなるので、体が温かく感じたりすることもあるようです。

マッサージや温泉などでも血行を促進することができますが、鍼は体の深部まで刺激を与えることができるため、その分、血行促進をする作用も高いと著者は考えています。

この鍼の鎮痛効果を鎮痛薬の代わりに使うことで、鎮痛薬の副作用に悩まされることもなくなると思われます。

鎮痛薬は痛みが強い場合に、一時的に痛みをしのぐ目的で使うのはメリットがあると思います。

しかし、慢性的な痛みに痛みが出るたびに継続的に使い続けると、腎臓や肝臓はもちろん、胃腸にも悪いです。

頭痛については、頭痛薬を使い続けることで起こる薬物乱用頭痛という症状もあるようです。

年齢を重ねると腎臓や肝臓に負担をかけることで起こる病気もたくさんありますので、できる限り腎臓や肝臓に負担をかけないような生活を心がけた方が健康的な生活を送ることができると思います。

鍼は血行を促進して痛みを抑えますので、根本的な痛みの解決を早める効果が期待できます。



まとめ~鎮痛薬を鍼に変えることでおこるメリット~

・胃腸の負担が減り、食欲不振や胃もたれ、胃潰瘍などの胃腸障害が緩和する可能性がある。

・肝臓や腎臓への負担が減り、将来的に腎臓や肝臓の病気になる可能性を減らせる。

・痛みを一時的に抑えるだけでなく、血行を促進して根本的な痛みの解決が期待できる。




慢性的な痛みに対して、長期間お薬を使われている方は、鎮痛薬ではなく、鍼を使った鎮痛はいかがでしょうか?



《熊本市中央区のひがし鍼灸整骨院》

カテゴリ:

< なぜ、「いらいら」すると老けやすいのか?  |  一覧へ戻る  |  予防鍼灸と体のケア >

同じカテゴリの記事

なぜ、「いらいら」すると老けやすいのか?

イライラするとくすみやすくなるかもしれません。

いらいらとくすみの関係をお伝えします。

結果でいうと、いらいら→交感神経緊張→顆粒球(免疫)の増加→活性酸素の増加→老けるの流れです。

以下で詳しく説明します。

老化の原因は、いろいろと存在しますが、今回はいらいらと老けの因果関係を説明するために、ポイントを「活性酸素」、「自律神経」、「免疫」の3つのキーワードに絞りたいと思います。


「生体膜が酸化されると、「過酸化脂質」に変化し、次々と連鎖的に酸化させていくので、じわじわと体の細胞や組織を破壊していきます。」(出典:https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/02/index.html:ニプロ「すこやかネット」)


活性酸素は生体膜を酸化しやすいため、細胞の組織を破壊して老化が進むのです。


次に、活性酸素と自律神経や免疫とのつながりです。

まずは、自律神経と免疫のつながりについて説明します。

自律神経免疫理論というものがあます。

自律神経と免疫は関係がある」という理論です。

免疫は、顆粒球とリンパ球と単球からできていますが、顆粒球(60%)、リンパ球(35%)、単球(5%)となっています。

自律神経免疫理論は、自律神経のバランスによって顆粒球とリンパ球の割合が変わるというものです。

自律神経は交感神経と副交感神経で構成されていて、交感神経と副交感神経は互いにシーソーのように片方が上がれば、片方が下がるようになっています。

さらに免疫との関連性は、交感神経が上がると顆粒球が上がり、副交感神経が上がるとリンパ球が上がる関係にあります。

例えば、交感神経が優位になると割合が顆粒球(70%)、リンパ球(25%)などの変化するようなのです。

重要なのは、交感神経が優位になると顆粒球の数が増えることです。

また、顆粒球は活性酸素により細菌類を殺菌するため、顆粒球が増えると活性酸素も増えてしまいます。

体を防御や攻撃態勢にもっていく不安やいらいらのネガティブ感情で起こる体の反応は、交感神経緊張→顆粒球増加→活性酸素の増加→老けるの構図が成り立ちます。

普段からいらいらせずに、心に余裕をもって生活するのは老けにくくするためには、重要なことかもしれません。

もちろん、いらいらすると眉間にしわが寄るという物理ていな要因もございます。





熊本の美容鍼なら、ひがし鍼灸・整骨院にお任せください。

頭痛薬を使い過ぎで起こる頭痛

頭痛薬を飲みすぎて起こる頭痛を薬物乱用頭痛などと言ったりします。

薬物乱用頭痛は、お薬を使う頻度が多いことで、お薬自体が頭痛の原因になってしまっていることです。

薬物乱用頭痛には基準があります。

・3か月以上の期間、定期的に1か月に10日以上、トリプタンもしくは、エルゴタミンを摂取している。

・3か月以上の期間、定期的に1か月に15日以上、単一の鎮痛薬(ロキソニンなど)を摂取している。

・3か月以上の期間、定期的に1か月に10日以上、トリプタン、エルゴタミン、鎮痛薬の日替わりにどれかを摂取している。

以上が当てはまると薬物乱用頭痛であると言われています。

トリプタンやエルゴタミンは、主に偏頭痛(片頭痛)の際に病院から処方される薬です。

片頭痛は、血管が拡張することで痛みを出てきますので、トリプタンやエルゴタミンは血管の拡張を抑える薬です。

薬物が頭痛の原因だとすると、薬物をやめることで頭痛が楽になる可能性もあるということです。

しかし、もともとあった頭痛もありますので、それをどうするかが問題になります。

そこで、鍼灸治療でもともとの頭痛を抑えながら、薬を減らすことができると考えています。

さらに、生活習慣のアドバイスなどで頭痛を和らげる余地はあると考えています。

薬を使わずに頭痛をどうするか?

1.有酸素運動をする

有酸素運動をすることで、体に適度なストレスを与えることができます。筋緊張型の頭痛については血液の流れを良くして、デスクワークで肩の筋肉に溜まる疲労物質や老廃物を取り除き、続けることで肩こりが楽になります。肩の筋緊張による頭痛を和らぐ可能性があります。片頭痛については、運動するということは血管を収縮させて血圧をあげることになりますので、血管が拡張することで起こる片頭痛も楽になる可能性があります。



2.ストレスをコントロールする

ストレスをコントロールするというのは、まずは無理をしないということです。いろいろな病のサインは肩こりであるともいわれていますので、肩がこったら休憩する、仕事を休むなども必要かもしれません。



3.いらいらしない

短気は、損気という言葉にあるとおりにいらいらすると肩がこって頭痛の原因になります。いらいらして感情に振り回されないなような精神状態を維持することも必要かもしれません。



4.カフェイン

片頭痛についてはカフェインを取るといいと言われています。カフェインには、血管を収縮させる作用があるためです。薬の成分にもカフェインが含まれていたりします。どうぞお試しください。


薬の使い過ぎで起こる頭痛は、鍼灸治療と生活習慣の改善で痛みを緩和しつつ徐々に減らす方法もあります。
お困りの方は、どうぞご相談ください。







頭痛治療は熊本の鍼灸・整体治療のひがし鍼灸整骨院にお任せください。

治療と薬とセルフケアの関係

バケツ

バケツのたとえ話



バケツがあります。このバケツはあなたの体です。

バケツは皆さんが健康体の時は水が空の状態か、少し溜まっている程度です。

バケツの中で水があふれると病気になります。

そして、バケツの大きさは人それぞれです。

バケツの大きさは、あなたの体質です。

人によってバケツの大きさが違うので、病気になりやすい、なりにくい、 という個人差は出てきます。



バケツの水を増やす蛇口


あなたの体のバケツの中には、絶えず水道の蛇口から水が出ています。

その水は、疲労であり、仕事や運動の無理であり、運動不足であり、 ストレスであり、食べ過ぎ飲みすぎなどの不摂生、バランスの悪い食事、 添加物、空気中の化学物質、薬の使い過ぎなどの体に負担をかけている「原因」です。

体に負担が増えると、原因の蛇口の数が増えたり、蛇口から出る水の量が増えたりすることになります。

蛇口の数も複数の場合は、原因は一つではなく、いくつかあるということになります。

そこで、どの蛇口(原因)が多くの水を排出しているのかを確認して、しぼれる蛇口はできる限りしぼると、水の量も増えにくくなりますので、バケツの中の水を増やさずに済みます。

どの蛇口が原因かはっきりしない場合は、蛇口を締めてみて試す必要もあります。

その試行錯誤の結果、回復も早くなるということになります。



バケツの水の減らし方


あなたのバケツの水は、減らすこともできます。

まず、バケツの水は自然と蒸発しますのでそのままでも少しずつ水は減ります。

蒸発は「自然治癒力」です。 人の手を加える場合は、ひしゃくでバケツの中の水を外に出すことができます。

これが、治療です。

「治療」というひしゃくは、一度でたくさんの水を外に出せますが、バケツの中の水の量が多いと何回かひしゃくですくわないと症状が良くならないかもしれません。

または、ひしゃくではなくてもスプーンですくうこともできます。

このスプーンは、「セルフケア」というスプーンです。

小さいですがスプーンは家に持ち帰れますので、いつでもすくうことができます。

あなた自身が知識を身に着けると、スプーンからコップ、コップからひしゃくにアップグレード することもできるかもしれません。

さらに、バケツに小さな穴をあけることもできます。

小さな穴をあけると自動で外に 水を出せるので、とても便利です。

これは、「健康習慣」という穴です。習慣になるまでは、大変ですが、習慣にしていまえば、苦なくできる状態です。




「薬」の使い過ぎに注意


「薬」というひしゃくを使ってバケツの中の水を外に出すこともできます。

ただし、薬のひしゃくはバケツの水を別のバケツに移し替えることになります。

別のバケツに溜まった水を「副作用」といいます。薬もいろいろあります。

とても多くの水を汲みだせる「薬」ひしゃくもありますので、バケツの水があまりにも多すぎるときは薬も必要かもしれません。 しかし、あまり使いすぎると別のつらい症状が出てきます。

もとの症状が辛い場合は、一時的にしのぐ目的で別のバケツに水を移すのもいいですが、そればかりに頼らずに原因の蛇口をしめたり、治療のひしゃくやセルフケアスプーン、健康習慣の穴で解決しなければ別の体の不調につながる可能性がありますし、根本的な解決になりません。

例えば鎮痛薬は、痛みというバケツから、胃腸というバケツに水を移し替えるので胃腸の調子が悪くなります。

その為、病院では、鎮痛薬の副作用の胃腸障害を緩和するために胃腸の薬が一緒に処方されることも多いです。

その胃腸の薬にも副作用があります。




自分の体に合わせて専門の施術を受ける


 ひがし鍼灸整骨院は「治療」のひしゃくの中でも、「鍼灸」と「揉みほぐし」のひしゃくを扱っています。

補助的に「赤外線であたためる」というひしゃくも使います。

治療のひしゃくは相性もございますので、他の方法も考慮してあなたに合うものを使ってください。

カイロプラティック、ホメオパシー、オステオパシー、整体、他の鍼灸の流派などいろいろな治療があります。

その中で、もし当院の治療があなたの体に合えば、またご利用ください。

お越しいただければ、責任をもって全力で施術に当たらせていただきまし、できる限りのアドバイスも致します。

早く治したい場合は、治療のひしゃくを使うと早く治る可能性が高くなります。

しかし、その場合もあまり治療に頼りすぎるのも効率が悪いです。

治療を受けながら、セルフケアを同時に行うことでバケツの水も早く減っていきます。

お金をあまりかけずに自力でする場合は、治療ひしゃくの回数を減らして、セルフケアスプーンを使ってください。

自分で積極的に勉強するとスプーン→コップ→ひしゃくに育てることもできます。

当院でも、どの蛇口(原因)をしめて、どういうセルフケアスプーンを使うのかのアドバイスを的確にできるように努めます。

セルフケアは、体のストレッチ、適度な運動、健全の精神を維持するための考え方を学ぶ、食事を見直すなどさまざまです。

または、健康な方も、体のケアとしてたまに専門の施術を受けるのもおすすめです。

生きている以上、水道から出てくる水を止めることはできません。

そのため、体の不調がない方も、無理をして、体のケアを怠ると体の調子が悪くなります。

体のケアを自分で行うか、もしくは、たまに専門の治療院で施術を受けて体の状態を維持することも必要かもしれません。

体のケアを毎日時でも少しずつ行うと、バケツの水も少しずつ少なくなります。

自分に合った治療を受けると、ひしゃくでいっきにバケツの中の不調の水を減らすことができます。

あなたのお体の状況と生活に合わせて、ひがし鍼灸整骨院をご利用いただければ幸いです。




熊本 鍼灸 整骨院
ひがし鍼灸整骨院

鎮痛薬の使い過ぎにご注意

鎮痛薬の写真

最近、治療を行う中で鎮痛薬を使いすぎているのではないかと思う方にちょくちょく出会います。

鎮痛薬は、ステロイド鎮痛薬と非ステロイド鎮痛薬(解熱鎮痛薬、消炎鎮痛薬など)があります。

ほとんどの場合、非ステロイド鎮痛薬をドラッグストアで購入したり、病院で処方されたりする方が多いです。

飲み薬、湿布、座薬、塗るタイプなどがあります。

薬局に販売されいる湿布でいうと(インドメタシン配合・フェルビナク配合・インドメタシン配合、第2~3類医薬品など書かれています。)

飲む薬は、ロキソニンなどが有名ですね。

これらの薬は、まずは痛いときにだけ、飲んだり貼るのが基本だと思います。

しかも使い方は、長期間ではなく一時的に痛みをしのぐために使うのがいいと思います。

効かなければ、薬の目的も達せられないため、飲む必要もないのではないかと思います。

痛みが出る前に予防的に使ったり、長期間、頻繁に使い続けている方、痛みは取れないのに気休めで使っている方がいらっしゃいますが、体にいいことは一つもありません。

鎮痛薬には、副作用があります。

副作用の例として、腎臓や肝臓に負担がかかるため、将来的に腎臓や肝臓の病気になりかねません。

また、一時的に痛みをしのぐために使うのであって、治すために使うものでもありません。

治すのは、あくまでもあなた自身の体です。

それが、自然治癒です。

鎮痛薬の目的は、痛みという症状にとりあえず、対処しますとうことで対症療法です。

そして、たまにあるのですが冷え性や内臓の不調を訴える方に解熱鎮痛薬を常用している方がいらっしゃいます。

名前からもわかるように、解熱鎮痛なので、熱を解いて鎮痛します。

平熱の状態で、鎮痛薬を使い続けること自体が冷え性の原因の可能性があります。

鎮痛薬は、自律神経にも関係していて、使うことで交感神経が緊張します。

基本的に、交感神経が高くなると副交感神経が落ちます。

そのため、副交感神経によって動いている内臓の機能が落ちて胃腸の不調(胸やけ、食欲不振、便秘、胃炎など)も招きます。

病院では鎮痛薬と一緒に胃薬を処方されることもあります。

さらに、体の免疫(体を病原体やウィルスなどから守る体に備わるシステム)の働きが良くなるには熱が必要なので、熱を解いてしまう鎮痛薬の使い過ぎは体が虚弱になります。

鎮痛薬や湿布を鍼灸、的確なマッサージ。カイロで温めるなどに変えてもらうとそのような鎮痛薬の副作用がなくなり、それだけでも胃腸の状態が良くなることをしばしばあります。

鎮痛薬は、急性期の激しい痛みに一時的に使って、痛みをしのぐ目的で使い、慢性の痛みには使わない方がベストだと私は思います。

鎮痛薬を使う場合、鎮痛薬で痛みをしのぐことで、しのいでいる間に自然治癒力によって治るイメージです。

これだと問題ありませんが、治らないのにずっと鎮痛薬に頼り切るのは将来的に健康を害する可能性があります。

特に慢性の痛みの場合、生活の中に根本的な原因が隠れていることも多ため、その原因を考える必要もあります。

デスクワーク、立ち仕事など長時間、同じ姿勢でまったく運動やストレッチなどの体のケアがゼロなどはかなり多いパターンです。

同じ姿勢は、同じところにずっと負担がかかります。

特にハードではなくても、雨が石を穿つようになにもケアをしないとだんだん体の負担も大きくなりますよ。

そのほか、慢性期の痛みの原因としては、血行が悪い、筋肉が固いなどで起きていることもありますので、カイロで温める、温泉に行く、入浴する、クーラーで冷やさないようにするなどの手段で解決することもあります。

また、日頃、運動していないデスクワークの方は、20~30分程度のウォーキングなどの適度な運動で筋肉に血液を流したり、ストレッチを日常的に行い、体のケアをしましょう。

体重が重くて股関節や膝に負担がかかることで、痛みが出ている場合は体重を落とす必要もあるかもしれません。

生活習慣を見直すことこそが、慢性の痛みの根本解決につながります。

いま現在、鎮痛薬で痛みを抑え続けている方は、生活習慣の見直しを行ったり、カイロを貼るなどしてみてください。

それでも、痛みが取れない場合や根本的な原因について専門的なアドバイスが必要な場合は、どうぞ当院にご相談ください。

あとは、薬を使う場合は、副作用などについては十分に理解したうえで使うようにしてください。
自分には起こらないと思っていても、自分に降りかかる可能性は十分にありますよ。
知らないと自分の体の不調が実は薬によって起きていたことも気づけませんので・・・

胸やけや胃もたれには、胃腸薬ではないこともあります。

逆流性食道炎のイラストのサムネイル画像





胸やけや胃がむかむかして、胃酸を抑える胃腸薬を使うこともあるかと思います。

しかし、胸やけや胃のむかむかは、逆に胃酸が少ないことでおこることもあるそうです。

その場合、胃腸薬を飲み続けると胃酸がさらに減ってしまい、食物の消火や細菌からの内臓の保護に悪影響がでてしまいます。

胃は、胃酸抑制剤は、受容体というものに働きかけて胃酸を抑制します。

作用の仕方によって、PPIとH2ブロッカーなどがあります。

H2ブロッカーよりもPPIの方が作用が強いです。



胃酸が少ないときの胸やけや胃のムカムカ

胃酸が多いときと胃酸が少ないときは、似たような胸やけや胃のムカムカが起こることもあるようです。

胃の入り口は噴門部といいますが、食物を食べると一時的に筋肉が緩んで食物を通すことができるようになります。

この噴門部の調節は、食道から胃にかけてのPhによって調整されています。

酸性だとPhが低く、アルカリだとPhが高い、真ん中は中性です。

胃酸が多いと酸性ですが、少ないと中性に傾きます。

食物を食べた瞬間は、一時的に酸性から中性に傾きますが、胃酸が少ないと常日頃から、中性になる傾向にあります。

そのため、食事中と勘違いして食事をしていないのに、噴門部が緩んでいて胃酸が逆流しやすくなります。

胃酸が多い胸やけなのか、胃酸が少ない胸やけなのかを断定するには胃カメラで検査する必要があるようです。

しかし、そこまでしなくても推測することは可能です。

まず、普段仕事が忙しいなどストレスを抱えている方は胃酸が少ないかもしれません。

胃酸や胃の保護粘液の分泌は、副交感神経(自律神経)が優位になると起こります。




胃酸が少ないときの対応策

ストレスで体が緊張状態にあり、交感神経(自律神経)が優位な状態になると胃酸や胃の保護粘液が分泌されずらくなります。

対応策として、仕事で無理をせずに休めるときは休むことが大切です。

また、食事の時間はゆっくりとってしっかり噛んで食べることで唾液の分泌を促進して胃酸や保護粘液の分泌を促進できます。

忙しくても、せめて食事の時間は副交感神経優位のリラックスタイムにするといいです。

そのほか、脂っこいものを食べると胸やけする場合も、胃酸が少ないパターンの可能性があります。

たんぱく質や脂質を分解する酵素は胃酸で活性化するので、胃酸が少ないと、うまく分解できないために胃がもたれるのです。

年齢とともにその傾向も強くなります。

この場合、脂っこいものを控える、もしくは食事の前に梅干しなどのすっぱいものを食べるなども有効です。

すっぱいものを食べると唾液がでます。

唾液が出るのは、副交感神経の体の反応ですので、口の中だけではなく胃でも胃酸や保護粘液が出る可能性があります。

物理的に食べた後にすぐに横になると胃酸が逆流しやすくなるので、食べた後はすぐに横にならないなども心掛ける必要があります。

また、冷たいものをとりすぎたりすると胃が冷えて胃の動きが悪くなりますので、アイスクリーム、ビール、冷水の摂りすぎも要注意です。

冷たいものをとりすぎたら、カイロをみぞおちに当てたり、お茶を飲みましょう。

胃の冷えによる胃痛の場合、カイロを貼るだけでも痛みがかなり治まることもあります。

長期的に胃薬を使い続けると、副作用や腎臓や肝臓などの他の臓器の負担にもなりますので、胃薬を使うことに慣れている方や胃酸抑制薬が効かない方は参考にされてください。

また、胃酸は必要があって出ているという側面もありますので、安易に継続的に胃腸薬で胃酸を抑えるのではなく、暴飲暴食などの生活習慣の見直しも必要かと思います。


参考文献:「この薬、飲み続けてはいけません!」 内山葉子・著(マキノ出版)

このページのトップへ