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ひがし鍼灸整骨院 ひがし鍼灸整骨院外観

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院長日誌 8ページ目

自律神経と東洋医学から見た怒りという感情

日頃からいらいらしてストレスが溜まる方もいらっしゃるかもしれません。

今日は、いらいらする怒りの感情についてお話致します。

まずなぜ、いらいらするのでしょうか?
通常は、その人が考える許容範囲を超えた時にいらいらします。しかし、この許容範囲も時と場合、体調などにより変化します。
原因がある場合は、その怒りを沈めるすべがあれば対処できるかもしれません。

いらいらを沈める方法として自分を客観的に見るといいそうです。
どのようにして客観的に見るかというと、まず自分がいま現在、怒っていることを自覚することだそうです。

「へー、いま自分は怒ってるんだー、怒ってるなー」のような感じでしょうか。
また、いらいらの感情は5~6秒ほどしか持続しないという研究もあるようで、怒りの感情を少しの時間やり過ごすことができれば冷静になれるようです。



理由もないのに、なぜかいらいらする場合

しかし、原因がないのにいらいらする。最近、怒りの沸点が下がってきたなどの場合は、自律神経、ホルモンなどが関係しているかもしれません。
自律神経やホルモンの分泌を支配しているのは、脳の中にある視床下部です。また、怒りと関係するのは視床下部に支配されている神経のうちの交感神経です。
交感神経が興奮すると、ノルアドレナリンが放出されます。このノルアドレナリンは、興奮と集中力を高める作用がります。


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映画「アドレナリン2」より
https://www.amazon.co.jp

上の写真は、アドレナリンという映画の続編で、主人公がアドレナリンを出し続けるためにひたすら暴れまくるという映画です。
少し激しい映画で、親子で見ると少し気まずくなる場面もありますが、ご興味がある方はどうぞ!

アドレナリンとノルアドレナリンの違いは、アドレナリンはノルアドレナリンが生成されたあとで副腎髄質で作られます。
双方ともに、怒り、不安、危機などの集中力が要求される時に作られる物質で人間の体を活発にする働きがあります。似たような作用のある両者ですが、アドレナリンは各臓器に興奮作用をもたらす(心臓が早く動いたり、血管が収縮したりなど)作用があります。一方、ノルアドレナリンは意識や思考を活性化する働きがあります。さらに細かく説明するときりがないようなので、これくらいで・・・

自律神経のうちの交感神経が活発になり過ぎて、常に興奮状態になると怒りっぽい性格になるかもしれません。


東洋医学から見た怒りの感情

東洋には、万物は木・火・土・金・水のバランスの上に成り立つという陰陽五行の思想があります。鍼灸の東洋医学でも、人間の体も陰陽五行の上になりたつという考えに基づいています。

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図) 1からはじめるキネシオロジーより
https://1kine.com/blog/curriculum/95/1kine.com/blog/curriculum/95/

このうちの木(肝)に異変があると、怒りやすくなったりすると考えられています。
なぜかというと、「肝は、判断力や計画性などの精神活動を支配している」からだそうです。
肝が健全であれば、内外の変化に素早く対応し、適切な行動をとることができますが、不健全だと怒りっぽくなったり、逆おどおどしたりするという肝の働きや性質があります。
そこでこの場合、異変が肝にあるので治療では正経十二経脈のうちの肝経の脈上の経穴(つぼ)に鍼を刺したりします。
ただし、この肝や胆の異変というのは、あくまでも東洋医学上の概念であり、体の中の肝臓や胆嚢が悪いというわけではありません。東洋医学でも、感情を単にその人の性格上の問題と判断するので
はなく、体の異変と捉えているところはおもしろいですね。
いらいらして毎日疲れている方などは、性格のせいだと諦めずに体になにか不調の場所があると考えれば解決できる場合もあるかもしれません。

痛みとしびれ

当院には、足のしびれを取りたくて来院する方が多くいらっしゃいます。そこで、本日はなぜしびれるのかについて説明します。

特に、体に悪いところがなくてもあることをすることで簡単に足がしびれた状態にすることができます。

そのあることとは、正座です。正座などをすると、足がしびれ、感覚もなくなってきます。
そして、そのしびれた足であるこうとすると痛いようなしびれたような、なんとも独特な感覚で歩くのが苦痛になります。
この正座を例に、説明していきます。

神経は、神経細胞と呼ばれるものからできています。神経細胞の膜には、ポンプがありそのポンプを動かすことにより細胞の内側と外側の物質の濃度を変化させることで、電気信号を発生させています。
それにより、手を動かしたり、感覚を感じたりなどが可能になります。
また、神経細胞のポンプを動かすにはエネルギーが必要になり、そのエネルギーをATPといいます。

正座をすることで、足を膝から折り曲げた状態になり、筋肉やその中の神経を上から、ギューッと押さえつけた状態になります。
この時、血管も押さえつけることになり血流が流れにくくなります。
血流が流れにくくなると、神経に栄養が行き渡らなくなり、エネルギー(ATP)が不足してしまい神経細胞の内外の物質濃度を調節できなくなります。
この時は、感覚が鈍い状態になります。正座を長くすると、足先の感覚がなくなる状態です。

そのあと、正座を崩し足を伸ばすと、血液が正常に流れはじめます。血流が正常になれば、神経細胞に栄養分も行き渡りエネルギー(ATP)も合成されます。そのエネルギーにより神経細胞のポンプは再び動きはじめます。しかし、このときは正座している間に、ポンプが動いていなかったので、細胞の内外の濃度差がとても開いてしまっています。その濃度差を、もとに戻すために神経細胞のポンプは頻回に動きます。その結果、神経は異常興奮を起こし、痛みやしびれが出てきます。これが、正座の後に起こる足の痛みです。

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図) 伊藤 和憲(2015). 図解入門 よくわかる 痛み・鎮痛の基本としくみより
   株式会社 秀和システム より


また、神経を押さえつけられた神経は太いものから影響を受けます。痛みを感じる神経は、細いので正座した際は、まずはしびれを感じてその後に、痛みが出てきます。
そして、長時間の正座が続くと太い神経よ細い神経の両方が押さえつけられた影響を受けて、しびれと痛みを同時に伴うようになります。

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坐骨神経などの神経痛もこれと同じことが体内で起こっていることが考えられます。
その場合は、その神経を押さえつけている要因を取り除かなくてはいけません。
また、痛みやしびれの症状が長時間に及ぶほど正座の例のように戻るまでに時間もかかるし、痛みも強くなります。
体のしびれは、早めに治療を行いましょう!

もみ返しについて考えてみた

もみ返しとは、マッサージをした後に起こる症状です。
痛みを伴うものや、熱感が出てくるもの、だるくなったりとマッサージをした直後または、1~2日後に体に変化がおこります。
よくもみ返しは、痛みがよくなるサインで良いことのように言われる場合があります。
しかし、もみ返しの症状すべてが必ずしもよいものではありません。

あまりにも強い刺激でマッサージを行った際に、筋肉が傷ついてしまい、炎症を起こしてしまいます。
強い痛みを伴ったり、内出血を起こしたり、熱感が出てきます。
これは、良い状態とは言えません。
もしこのようなもみ返しが起こった場合は、10~15分くらい患部を冷やしてください。

もちろん凝った体をよくするにはマッサージをするのはとてもいい方法です。しかし、それぞれの方に適正な刺激量があります。筋肉隆々のスポーツマンと、体が華奢な女性の方とはもちろんその刺激量も違ってきます。
当院に来られる方にも、たまにマッサージを受けたあと、痛くなったと言ってこられる方がいます。また、強くしたほうがすっきりするので強くやってくれー!って方もいます。
ここで、気をつけなければならないのは、だんだんマッサージの強さを強くしている方です。


マッサージと漸進性過負荷の話

漸進性過負荷とは、ボディービルダーの方などが筋肉を大きくしていくプロセスです。
漸進性とは、順々に少しずつ進んでいくこと。要するに、筋トレの際に少しずつダンベルを重くしていき、筋肉にかかる負荷を大きくしていくことです。
過負荷は、日常で受ける以上の刺激を筋肉に加えることです。
これにより、筋肉は強く逞しくなります。

きっつい筋トレをする→筋繊維が傷つく→筋肉痛→筋肉痛がよくなる→前回よりもきっつい筋トレができるようになる→以降繰り返し

これを、強すぎるマッサージに当てはめると、

筋肉への過剰な刺激→筋繊維が傷つく→筋肉痛→筋肉痛がよくなる→前回よりも強い刺激でないと効かなくなる→以降繰り返し

これだと、なんのためにマッサージを受けるのか分からなくなります。
また、痛みに慣れてきているだけで、筋肉がついているわけでなく、硬くなっているだけです。

肩こりや腰痛などを楽にしたり、治したいなどの目的でマッサージに行く方が多いと思います。
マッサージに対して強ければベストと思っている方は、そのマッサージが自分に強すぎないか考えてみた方がいいかもしれません。
強くなくとも、適切な場所に適切なマッサージや指圧を行えばもみ返しがでることなく、楽になりますよ。

もみ返しとは別に好転反応というものがあります。これは、体全体がだるくなったり、眠くなったりするものです。鍼やお灸をした時なども、このような症状が出る場合もあります。
この症状がでるときは、体を休めるサインです。ほどよい刺激のマッサージを受けて眠くなったら、ゆーっくりお休みください。

肩のトリガーポイントと針灸での五十肩への治療

本日は、当院が主に行っている五十肩への治療についてご紹介します。

まず、五十肩は40~60歳代の老化により肩関節の周囲の筋肉や靭帯、関節包(関節を覆う袋のようなもの)、滑液包(関節の動きを滑らかにする袋)が変化することによる痛みや動かす範囲が狭くなるなどの症状の総称です。炎症と痛みが強い急性期と関節が固まっていく慢性期にわかれます。
症状としては、夜間痛(寝ている時に痛む)、運動制限(動かしにくくなる)などの症状があります。
腱板断裂との見分ける必要もあり、腱板が断裂しているものは鍼灸のみでは完治が難しいです。当院では、断裂が疑われる場合は、まずは病院に行っていただいています。

当院の五十肩の治療においては、トリガーポイントに鍼を刺してそこに電気を通電する施術を行います。


トリガーポイントとは

トリガーポイントは、痛みのトリガー(引き金)となっているポイント(点)です。
トリガーポイントにが活発になることにより、肩のいろいろな部分に痛みがでてきます。これを関連痛といいます。
特に、肩関節は色々な方向へ動かすことができる自由度の高い関節なために、肩の動きに関わる筋肉を複雑多岐にのぼります。
そのため、トリガーポイントもさまざなところに発言します。

下の図は、×がトリガーポイントを表し、赤い点が関連痛の場所を表します。
これは、トリガーポイントの一部ですが、痛みがある場所や肩をどのように動かしたら痛みが強いかを検査で確認し施術を行います。

肩のトリガーポイント.png


五十肩への治療

肩の痛みに重要になるのが、回旋筋腱板(ローテーターカフ)といわれるもので棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋から構成されています。
その他、肩を動かす検査や痛む場所によって上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋、大胸筋などの筋肉にも施術を行います。

施術回数は、個人差もあり5~10回(期間は、3ヶ月~半年)を要するかと思われます。
通常、放っておいても痛み自体は半年~2年で痛みが取れることも多いです。しかし、肩の関節が残ったり、なにより治るまでに時間がかかってしまいつらい思いをしてしまいます。
鍼灸を行うことで、その期間を3ヶ月~半年などに短縮することも可能です。
※五十肩の場合は、痛めてから治療を始めるまでの期間でそのなおる期間が変わるようです。治療は、お早めにすることおすすめします。

鍼施術は、鍼を刺す瞬間のチクッとした痛みは刺鍼技術によりかなり抑えることができ、刺す瞬間はあまり痛みはありません。
しかし、鍼を奥に刺して行く際にズーンと重い感じがします。これは、トリガーポイント(筋肉の硬い部分)に当たった際などに起こる現象で、これにより鍼の効果を出すことができます。
鍼灸用語で得気(とっき)と言います。
得気が苦手な場合は、鍼を刺す速度を抑え、すこしズーンとくるくらいで鍼の深さを留めることもできます。

五十肩でお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

頭痛について~鍼灸の適応範囲~

頭痛にも様々な原因があります。その中で特に多いのが緊張型頭痛や偏頭痛などであり、これらの頭痛は鍼灸で治療することができます。
私の治療院でも、これらの頭痛については治療成績もよく1~3度の施術で痛みが取れてしまう場合も多いです。
しかし、鍼灸では治療できない頭痛もあり、これらの頭痛については緊急性を要するものですぐに病院に見てもらわないといけないものもあります。
以下にそういう頭痛の場合の主な症状を上げますので、これらの症状がある場合は速やかに病院に行く必要があります。

鍼灸が不適応の可能性がある頭痛の症状
1.意識障害または片麻痺(体の片側の半身に麻痺がある)
2.言語障害
3.頭痛が起きてから目が見えにくい、かすむ、痛いなどの眼症状があるもの
4.突発的な激しい頭痛、痛みが次第に悪化している
5.嘔吐が発生し、嘔吐後に頭痛が軽くなる場合

特に、突発的な激しい頭痛については後頭部をバットなどで殴られたような痛みなど表現されたりもしますが、実際はそこまでなくても危険な場合もあるそうです。
そこで、もう一言付け加えるとすれば、普段、頭痛がない人が仕事の会議、あるいは友達と遊んでいる時に頭痛で会議や遊ぶどころではないといった場合には、要注意です。
以上の場合には、脳出血、脳腫瘍、脳圧亢進症状などの危険な場合もありますので、鍼灸院や整体などではなくすぐに病院に行く必要があります。


鍼灸が適応の頭痛

緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)
頭にある筋肉や、首の筋肉が緊張し続けることによりおきる

【症状】
しめつけられるような痛み、頭が重い感じがする、肩こりを伴うことが多い、めまいや気持ちわるなどの症状がでる場合もある

【治療方法】
筋肉の緊張を緩めるために、筋肉が硬くなっている場所に鍼を打ったり、手技によって緊張を取り除くことを中心に行います。
当院では、鍼に電気を流すパルス鍼を10~15分行ってから、マッサージクリームを使い筋肉の繊維に沿って表皮を滑らせる施術を行うことが多いです。
鍼が苦手な方には、灸や微弱電流などの施術を鍼の代わりに行うこともできます。


偏頭痛(偏頭痛型血管収縮性頭痛)
頭を覆う骨の外側の血管が拡張することにより頭痛がおきる

【症状】
ずきずきする、片側におきる、疲労、ストレスでおきやすく、しっかり睡眠をとると楽になる、気持ち悪い、嘔吐、肩こりなどの症状を伴うことがある、目の周りがぎらぎらして視野が狭くなる

【治療方法】
自律神経の調整を行い、血管運動を安定させます。頭部、首、肩などの緊張している筋肉への鍼刺激などを行います。
当院では、自律神経を調整するために、微弱電流と鍼を併用した方法を行います。鍼を、筋肉の硬くなっているところに刺したりもしますが、自律神経の調整のために膝下、肘下のツボに鍼を刺すこともあります。



以上、今日は頭痛について書きました。頭痛は、自律神経との関係が大きい症状の一つです。交感神経が過敏になると、筋肉の緊張で頭痛が起こり、副交感神経が過敏になると血管が拡張して頭痛がおこります。その他、気圧との関係などもあります。

頭痛が取れなくて困っている方や、頭痛薬に頼りたくない方は鍼灸などの方法を試してみるのもいいかもしれません。

美容鍼を受けたお客様の感想

60代 女性 RINGOさん

施術回数は、現在3回目です。回数券を購入していただき、週1回のペースで施術を受けていただいています。当初は、顔のたるみとしわを取りたいとのことで、美容鍼を受けていただきました。美容に関することだけでなく、体にもよい影響が出ているようです。
顔以外には、体のむくみがあったので、美容鍼に微弱電流と自律神経調整の鍼施術を加えることにより美容と健康にとてもよい変化を起こしていると思います。
むくみがとれるだけでも、顔の腫れぼったさが取れてすっきりしますので、たるみが取れ、目のまぶたが上がり目がしっかり開いたような状態になります。


以下、患者さんのご感想

顔から首にかけての”たるみ”が気になっており、美容鍼の施術に興味があったので受けてみました。
お試しを含めて現在3回受けたところですが、口角やまぶたの重く見える感じが軽くなったような気がします。
また、足のむくみも少しずつ改善し、そのおかげかどうか、1日4回程しかなかったトイレの回数も人並みになりました。
美容だけでなく健康の為にも良かったと実感しています。

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痛みの慢性化のメカニズム

捻挫やぎっくり腰などの急性のけがが起こってから、痛みが慢性化してしまいなかなか治らない場合があります。
それは、痛みの悪循環のために引き起こされている場合があります。

まず身体にとって痛みとは、急性でも慢性でも非常事態です。身体はその以上から逃れようと戦闘モードになります。
この戦闘モードは自律神経のうちの交感神経が活発になっている状態です。

交感神経が活発になると、全身の血管や筋肉が収縮します。
そのため、けがした部分や痛いところの血流が悪くなり虚血の状態(組織が酸素欠乏の状態)になります。
組織の酸素が欠乏すると、細胞が活動しづらくなり回復が遅くなります。
また、NO(一酸化窒素)などの痛みを発する物質が生成されるため痛みが生じます。

一方で交感神経が活発になることで、消化機能が抑制されます。
消化機能が抑制されることで、胃もたれ、便秘などの症状が起こります。
また、交感神経により戦闘モードが続きますので、不眠になったりもします。

これらの症状は、ストレスということになります。
ストレスの影響は、巷でもよく言われていることですが交感神経が活発になり自律神経のバランスが崩れてしまします。
また、痛み自体もストレスとなります。
このように初めの痛みを引き金に、交感神経が活発な戦闘モードが続きなかなか痛みがとれずに慢性化してしまうことがあるのです。

まとめると、
けが→痛み→交感神経が活発になる→内臓の不調によるストレス・痛みによるストレス→交感神経が活発になる→血行不全→酸欠により回復が遅れる・痛み物質が発生→痛み→交感神経が活発になる→・・・・・・

ひがし鍼灸整骨院でも、治療の際は交感神経をできるかぎり刺激しないようにつとめています。具体的には、患者さんには静かな環境で施術を受けていただいたり、治療の説明は事前にしっかり行い不安な気持ちを起こさないように努めています。
また、施術自体にも自律神経調整に特化した施術を行うこともあります。

慢性痛がなかなか良くならない方は、本日説明したように自律神経が絡んで慢性化しているのかもしれません。
お困りの方は、ひがし鍼灸整骨院までご相談ください。

坐骨神経痛の治療例(よくなるまでの過程)

当院で、施術を行った坐骨神経痛の治療過程をお伝えします。

患者さんについて
70代 女性
趣味 書道(講師)、絵画、詩吟
3か月前から、左のお尻からふくらはぎの外側にかけて痛みとしびれがある(花火のような痛み)。整形外科に通院するも、症状がいっこうによくならず知り合いの紹介により来院。痛みが強いため、痛み止めを服用

治療回数と治療期間
治療回数 6回(4月23、27日  5月2、6、11、18日)
治療期間 4月23日~5月18日の約25日間

治療経過
1回目の治療
初めに、20分ほどの時間をかけて詳しくお話を伺い、その後、検査を行い治療法を決定しました。治療法は、鍼(はり)治療を選択しましたが、鍼が初めてということで少し不安なご様子でしたので、使用する針を見せながらどういう治療を行うのかの説明を行いました。その上で、針治療を受けてみるとのことでしたので、針治療を開始しました。針は治療を、刺した針に電気を流すパルス針です。腰、尻、、ふくだはぎに針を刺しました(計12本)。針の後には、手技(筋膜リリースが中心)を行いました。施術中は終始、横寝の状態。施術後の状態は、痛みやしびれともに変わらず。

2回目の治療(前回から4日後)
昨晩は、痛みが軽くなり薬を飲まなかったとのことです。痛みの場所は、尻の奥、ふくらはぎ。針を刺した箇所は、腰、お尻、ふくらはぎ(計10本)お尻の筋肉の硬さがありましたので、ほぐす施術を行いました。ふくらはぎの筋膜リリースも1回目と同様に行いました。その後、皮内鍼をふくらはぎの外側の筋肉に沿って貼りました。

3回目の治療(前回から6日後)
左のお尻から、ふくらはぎが痛むとのことでした。太ももの痛みはありません。2回目のときに比べると少し痛みが強くなったようでした。歩行についての検討を行いました。この方の場合、歩き方が若干がに股でしたのでそれを修正するために、足の親指を使って歩くようにアドバシスしました。その他に、外反母趾がありましたので、足底の矯正手技を針施術後に行いました。それに加えて、矯正テーピングを行いました。針施術自体は、前回と同じ内容です。

4回目の治療(前回から5日後)
症状は、かなり改善されました。次回の来院時に、状態が安定していれば通院日を伸ばしてもいいかもしれません。施術内容は、前回と同じです。

5回目の治療(前回から6日後)
おしりの痛み、ふくらはぎの痛みがあるとのことでした。患者様によると、花火が線香花火になったような感じということでした。痛み自体は、落ち着いてきています。施術内容自体は、前回と同じでテーピングを、すぐに付け外しできるように利便性の面から外反母趾サポーターに切り替えていただきました。皮内鍼をふくらはぎの外側に行いました。

6回目の治療(前回から8日後)
痛みはほとんどなく、花火が散るような痛みもないとのことです。おしりの違和感が少しあるとのことでしたが、それも歩行の癖を矯正していけば徐々にとれてくることでしょう。今回は、腰の筋力が衰えている気がするとのことでしたので、簡単な筋トレ法をアドバイスしました。施術内容は、前回と同じです。次回は、痛みがぶり返さない限りは、3週間後に来ていただく予定です。次回は、症状が安定していれば、針を使用することなく手技(筋膜リリース、マッサージ)を行う予定です。

今回の患者さんは、しっかり日数をつめてお越しいただいたこともあり、かなり順調な治療経過でした。当院では、5回の治療までなんとか結果を出すことを目標にしております。すべての方が5回までに治るわけではありませんが、だいたいの患者さんは5回までに良い結果が出ているのではないかと思います。

患者さんのご感想
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坐骨神経痛を痛めて3ヶ月後に針治療を受けました。
整形外科で治療を受けてもなかなか治らず「針が良い」
との話を聞き、少々不安もありましたが、治療を受ける
ことにしました。今日で6回目、お尻の奥をえぐるような
痛み、花火が飛び散るような痛みが次第にとれ、加えて
身体のあちこちの筋力のゆるみまで感じるようになりました。
弱ったところを少しずつメンテナンスし、健康に心がけたいと
思います。

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Thank you!

腰痛の施術例(スポーツを頑張る高校生の編)とデスクワーク腰痛の解消法

こんにちは、ひがし鍼灸整骨院です。

今日は、スポーツを頑張る高校生の腰痛に対する施術をお伝えします。

スポーツ種目:ライフル射撃
性別:男
症状:疲れがたまると腰痛がでて、座っていても痛くなるとのこと

スポーツ種目がライフル射撃ということで、それほど激しい動きをするわけではありませんが、ライフルを構えるときに同じ姿勢が続くことが多いので同じ場所に力が加わり疲労がたまり腰痛が出ているようです。あと、ライフルの構えが、腰を左に突き出したような姿勢になるそうなので、それも腰痛の原因かもしれません。実際に、左側の腰のは右側よりも緊張して硬い状態にありました。2月から治療を始めて、現在までの施術回数は6回です。

2~3月までの施術で、徐々に痛みの強さが治まり、その後は大会で忙しくなったのと震災の影響で、直近の治療は5月中旬となりました。直近の施術前の訴えとしては、震災時に練習ができなくなり調子が落ちたので2週間ぶりの練習をかなり頑張っていたら、また痛くなったとのことでした。5月下旬の大会までになんとかしたいとのことで、再び治療を始めて現在に至ります。

施術内容は、まず腰への針施術を行いました。6本を使ったパルス鍼(電気鍼)です。
背骨の両側の脊柱起立筋という筋肉の硬くなったところに、鍼を並べて刺しそこに電気をながします。
足にはマッサージクリームを使って筋肉の疲労を取るように割と弱刺激での施術を行いました。

大会までにもう一度、来てもらう予定です。


腸腰筋と腰痛&デスクワーク腰痛の予防法

そして、この選手には、一つストレッチのアドバイスをしています。
それは、腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)という股関節の前方部分のストレッチです。
椅子に座っていると腰が痛くなるとのことでしたので、腸腰筋をストレッチすると腰痛が軽くなったりもします。
それは、この筋肉が座ることで短縮(短く縮んだ状態)するために起こる腰痛かもしれないからです。
筋肉は、縮んだ状態が続くと短縮痛という痛みを起こす事があり、この場合はそれが腰痛に繋がっている可能性があります。
もちろんこれがすべての原因ではないかもしれませんが、原因の一つではあります。

大腰筋(黄色い筋肉)↓
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腸骨筋(黄色い筋肉)↓
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特に、デスクワークの方で、腰痛がある方などはこの筋肉をストレッチすることで腰痛が軽くなるかもしれません。また、この筋肉が緊張することにより骨盤内を通る大きな血管を圧迫して足の血行不良により冷え性やしびれにつながる可能性もありますので、普段からこのストレッチを取り入れていただくと体の調子もよくなると思います。

ストレッチの方法↓
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アキレス腱伸ばしと間違えないようにしてください。膝をつけて、伸ばすところは股関節の前側です。(この写真では、右の股関節の前側をストレッチしています)
この姿勢がきつい方は、椅子を横においてそれに掴まったり、膝を少し伸ばすようにしてください。ただし、膝を完全に伸ばすとアキレス腱伸ばしになるので気をつけてください。
1回のストレッチを20秒程度にして、伸ばす前に息を吸って、伸ばすときに吐くようにするとさらに効果的です。

ぜひ、お試し下さい(^O^)

手でさすれば痛みが治まる

今日は、手で痛いところを触ると痛みがなぜ治まるのかについてお伝えします。
お腹などが痛いときに、無意識のうちにお腹をさすったりすることがあります。
または、お母さんが、子どもがお腹が痛い時などもさすってあげたりしますよね。
そして、さすっていると実際に痛みが軽くなったりもします。

なぜ痛みが軽減するのかというと、さするという行為がからだの中の疼痛回避システムを活発化しているからです。
これは、ゲートコントロール説で説明されている理論で、さすることにより脊髄の痛みを抑えるシステムを活発化しているという理論です。
ゲートコントロール説は、1965年にカナダの医学者メルザックとウォールが提唱した理論です。

どういうシステムかといいますと。
脊髄の中には痛みの門番であるSG細胞と、痛みの情報を脳に伝えるT細胞というものがあります。
痛みが出て痛みを伝える神経が興奮するとSG細胞という門番の力が抑えられて、門(ゲート)が開き、T細胞により痛みの情報が脳に伝えられます。

しかし、さすることにより触覚を伝える神経を興奮させれば、門番であるSG細胞の力が強まるため痛みのゲートが閉じられます。
ちなみに、痛みを伝える神経と触覚を伝える神経は、太さが違ったりなどそれぞれ別の神経となっています。

痛みのゲートが閉じられると、T細胞は痛みの情報を脳へ伝えることができないため痛みがやわらぐのです。
まさしく、さすることでゲートをコントロールしているわけです。

日常でなんとなく行っていることにもちゃんと意味があるようですね。
鍼灸やマッサージ、整体などの伝統医療や代替医療と呼ばれるものもこのような現象を応用して発達してきたのかもしれませんね。

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